古内義明

Yoshiaki Furuuchi

 

1968年生

 

1984

福島県立磐城高校入学。1年時福島県大会準優勝、2年時甲子園出場、3年時開会式直後の1回戦で延長サヨナラ負けし、「天国と地獄」を味わう。

 

1987

立教大学法学部法学科入学。同時に体育会硬式野球部所属。同期には早稲田大学の水口栄二や法政大学の瀬戸輝信などがいた。

 

1990

東京六大学野球秋季リーグでは、法政との優勝決定戦で先制タイムリーを放ち、秋連覇に貢献、明治神宮野球大会決勝戦で、“ミスターアマチュア”杉浦正則のいた同志社大学に敗れて準優勝に終わり、野球生活に終止符を打つ。

 

ビジネスマン経験を経て渡米し、ニューヨーク市立大学大学院修士課程スポーツ経営学を修了。

 

ニューヨークを拠点にスプリングキャンプ(アリゾナ&フロリダ全球団を取材)に始まり、MLB(全球団のボールパークを取材)、マイナーリーグ(70チーム以上)、独立リーグ、WBCまでを幅広くカバーしながら球団関係者やエージェントなどと独自の人脈や情報網を確立。松井秀喜のメジャー1年目のすべての試合を取材した唯一のジャーナリストであり、これまでメジャー取材歴28年、2千試合以上を取材した日本におけるメジャーリーグ取材の第一人者と称される。

 

これまで現地アメリカから、テレビやラジオのスポーツ番組や情報系番組に出演し、メジャーやWBCの魅力を発信。また、MLB以外のアメリカ3大プロスポーツやNCAAスポーツなども精力的に取材。特に、スポーツビジネスは専門領域とし、精通している。新聞・雑誌媒体以外に、MLB公認の日本語サイト(http://www.mlb.jp/)の立ち上げプロジェクトに協力。スプリングキャンプからワールドシリーズで、アメリカ発の写真やコラムをリアルタイムという当時はまだ新しかったネット媒体の特性を活かしながら、紙媒体では伝えられない付加価値のある情報を読者に提供した。

 

2001

「メジャーを観て死ね」(実業之日本社)でスポーツ文壇の世界にデビュー。これまで毎年のようにメジャーリーグ関連書籍を出版し、メジャー取材第一人者の地位を確立した。

 

2006

J-WAVEにてNYのスタジオから、「Big League Today」のナビゲーターを務める。

 

2010

日本プロ野球機構のパートナーシップとなった日本コカコーラ社とアドバイザリー契約を結び、「ジョージア魂賞」の広報戦略やPR活動に参画。

 

2012

北海道新聞にて、ダルビッシュ選手の1年間を追う連載コラム「選究眼」を執筆。

 

2013

株式会社マスターズスポーツマネジメントの代表取締役社長に就任。321日に、国民栄誉賞受賞となった松井選手の野球人生を描いた、『松井秀喜献身力』(大和書房)を発売。4月には日本唯一のアマチュアプレーヤー向けフリーマガジン「サムライベースボール」の発行人兼編集長に就任し、全国の高校・大学野球部にダイレクトに発送し、自らを育ててくれたアマチュア野球に恩返しを開始。

 

2014

ニューヨーク・ヤンキースと161億円の日本選手史上最高額で契約した田中将大と恩師の最強の師弟関係を描いた「無敗の男田中将大」~強さをつくった師の流儀(大和書房)を発売。同年から立教大学講師として、コミュニティ福祉学部スポーツウェルネス学科で、「スポーツビジネス論~メジャーリーグの1兆円ビジネス」の教鞭を執る。日本の大学では初となるメジャーリーグをモデルとしたスポーツビジネス論で、グローバルな視点で活躍する人材育成にも寄与。

 

2015年 

朝日新聞デジタル「&」上で、『メジャー見聞録』の連載をスタート。同サイトで人気連載の一つとなる。

 

2016

通算14冊目となる単行本『メジャーの流儀~イチローのヒット1本が615万円もする理由』(大和書房)を発売。11月には、『サムライベースボール』が遂に、『FRESH! by AbemaTV』 で野球専門番組の『サムライベースボール. TV』として!同編集部が全国から集めたこだわりの情報を下に、高校・大学、プロ野球、侍ジャパン、MLBまで、毎回テーマを決定!名将のインタビューや強豪校の映像を交えながらの生放送!野球愛のある女子大生MCによる「若者目線」と、ゲストで登場する球団関係者、プロ野球OB、マスコミなど有識者による「プロ目線」の融合で、野球ファンの興味を喚起し、高校・大学球児、草野球選手の要求にもしっかり応えるDEEPな番組!原宿駅前にあるHARAJUKU Abema Studioより、生配信した。

 

2017年 

「夕刊フジ」にて、『日本体育会紀行』のコラム連載を開始。初回は、”平成絶対王者”大阪桐蔭の西谷浩一監督(報徳学園~関大)を 取材。日本全国を巡り、「伝統」を重んじながらも、恐れずに「新しき」取り入れる、我が日本が誇る様々な「体育会」を探訪した。また、秋季リーグ戦から、一般財団法人東京六大学野球連盟との契約により、「東京六大学野球オフィシャルガイドブック」の発行・販売事業に着手し、東京六大学野球連盟が主催する「東京六大学野球ゼミナール」の運営にも携わっている。

 

2018

初のバラエティー番組となるフジテレビ系列「全力!脱力タイムズ」に出演。また、『4千分の1の名将 新・高校野球学[関西編] 』(大和書房)を発売し、大阪桐蔭の西谷浩一監督を始めとする関西の7人の名将を取り上げ、記念すべき夏の甲子園100回大会に花を添えた。また、早稲田大学オープンカレッジにて「日米スポーツビジネス比較論」を開講した。

 

2021年11月19日

テレビ朝日の「羽鳥慎一のモーニングショー」に出演し、立教大学野球部の3学年先輩の長嶋一茂と、35年ぶりにスタジオで再会を果たし、大谷翔平の史上19人目のMVP満票受賞を生中継で伝えた。

 

2023年 

ワールドベースボールクラシック(WBC)は、デトロイトでの開催発表会見に始まり、第1回大会からライフワークとして取材している。また、大会開催の背景を描いた「メジャーリーグのWBC世界戦略~6000億円ビジネスのからくり」(PHP新書)は、スポーツビジネスを語る上での指針とされている。